我が家のマイクシステムは、コンデンサマイクを使い、ファンタム電源にアナログミキサーであるBEHRINGER 1002 XENYXを使用しています。
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埼玉コンテストで使用しその後、全然使用していなかったのですが、V73WW マーシャル諸島のペディションでSSBでの交信をしようとしたところハムノイズが乗るようになりました。
もともと中古で購入したものなので寿命かとも思ったのですが、せっかくなのでバラして修理できるか見てみました。
基盤 ホコリで汚いのはご勘弁
基盤をよく観察してみます。ちなみに私は電子工作の嗜みはまったくありません。
ただ、レトロPC関係を触ったりしますのでこの手の問題が起きたときの原因のひとつにコンデンサの液漏れや膨張があるということは知っています。
逆にそれ以外だとお手上げだ!!
汚いのは(以下略)
汚(以下略)
運良く(?)、3つのコンデンサが膨張しているのを発見しました。これを交換してみてだめだったらもう新品を買いましょう。
今回壊れていたコンデンサは、6.3V 1000μFが2個、35V 330μFが1個。
調べてみたところ千石電商に在庫があったので通販してしまいました。秋葉原はそこまで遠くはありませんが行く元気がありません。
さて、いざ交換作業。
まずは6.3V 1000μFのコンデンサを交換してみたのですが、、、
ハンダが溶けない。というか溶けにくい??
実はハンダゴテは自分で買った記憶はなく、なんかでもらったヤツとかキットについてきたものとかを使っていました。
調べてみたらコテ先が酸化してしまうとハンダが溶けにくくなったりはじいてしまったりするそうです。
間違いなく酸化してますよねー
そういえば、5D2Vのケーブルを作ったときに四苦八苦した記憶もあります。
サンドペーパーで無理やり酸化物を落としてしまう手もあるのでしょうが、この先もなんだかんだ使うだろうと新調することにしました。
はんだごてとこて台を新調
今回購入したのはこては、温調はんだこてのgootのPX-280とこて台は白光の折りたたみこて台のFH305-81
こてとこて台のメーカー違いますが問題なく使えます。
さて、続いて35V 330μFを交換。とあれ気が付かなかったけどコンデンサのサイズが違う? 今回購入したものはうまく入らない?
全部同じ容量で同じ耐圧
左から基盤についていたもの、千石でかったもの、買い直したもの。
今回はじめてコンデンサには、同じ容量・同じ耐圧でもサイズが違うものがあるという事を知りました。勉強になるなぁ。。。。
地味に6.3V 1000μFの方もサイズが違ったけども問題なくケースにも収まるのを確認できたのでそのまま。
無事に交換して、テストをしてるとハムノイズはなくなりました。
今回新調したはんだごて、こて台、購入したコンデンサ等を考えると、中古のアナログミキサーと同じくらいの値段でしたが、新品よりかは全然安いので問題なしとしましょう。