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趣味の記録 JJ1IFV

アンテナ再建 ②

ポールを固定する為の土台は、CQオームさんのOHM-100TWに決定しました。
決してお手頃な価格ではありませんが、事故を起こさない為にもしっかりとしたもの選定したつもりです。

我が家は、細長い家なのでベランダの端にアンテナを設置してしまうとアンテナが隣家にはみ出す可能性があります。
ですが、今回は固定する為のベランダ手すりが多い角に配置してみて様子を見てみる事にしました。
問題があればまた考える事にします。

こんな感じ

ベランダって、意外と平面が出ていないので、硬いスポンジと、外構工事であまったタイルを持ってきて平面を作ります。

ちょうど良いものがなかったので間に合わせ

本来であればちょうど良いサイズのなにかを引いた方が良いのでしょうね。 このあたりは要改善。

固定方法は、色々考えましたがステンレスバンドを使う事にしました。

ステンレスバンドで固定(締め込む前)

ステンレスバンドは、以下のものを使用。
仕方なかったとはいえ、50mも買っちゃってどうするんだろう。最初からステンレスバンドと金具がついているタイプのものもありましたが長さの選択肢がありませんでした。 締め込み用の金具はラチェット式の金具です。

NTY ステンレスバンド 幅 20mm 長さ 50m SUS430 締付金具 結束 梱包 JAPPY ステンレスバンド用ラチェット式金具 20mm用 JSB-R2020

ステンレスバンドは切るのに苦労しました。金切りバサミなんて持っていなかったので。 僕はニッパーで傷をつけて折り曲げて切るという事やりましたが作業性が悪いです。
より頑丈にと20mmのものを選びましたが完璧にオーバースペックです。 かえって作業性が悪いので10mmのものを選択するのが良いと思います。

水平もあらかた取れましたし、お次はポールです。(③へ続く)

アンテナ再建 ①

サイクル25もこれから極大期に向かっていくのでアンテナを再建させたい。 今回の反省を踏まえてしっかりと計画を練っていきたいと思います。

再建前の固定方法

倒壊前の固定方法では、ポールの下部は単管パイプ用のコンクリートで保定していたけども、これでは固定できてないよねと。
強い北風が吹くと、ベランダに固定している部分を支点に動いてしまったりしていました。

こんな感じ

という事で、今回ベランダにしっかりと固定する方法を検討してみました。
そこで目をつけたのがコレ。

CQオーム×ナガラ電子工業コラボ OHM-100TW

www.cqcqde.com

もともとベランダに設置する商品で、ローテーターを設置できるものです。短縮V型ダイポールアンテナにローテーターが必要かどうかわかりませんがちょっとだけ夢が膨らみます。
さっそくCQオームさんに注文しましたが、件の雪の影響で配送に影響が出ていたみたいですが週末には間に合いました。

そこまで重くは無い

開封

開封して組み立てます。工作精度は悪くありません。さすがナガラ電子工業(?)。ただし、バリは処理されてませんので手袋をして作業したほうが良いかと思います。格安自作PCケースほどではありませんが。

かなり工夫されていて、固定する際のナットがハマる溝を作ってあるので、ドライバーもしくはレンチ1本で締める事ができます。
ただし、スプリングワッシャが使われていますのでドライバーだと結構力が必要なので、ラチェットレンチがあると便利です。

ナットがハマる溝が切ってある

ものすごく残念なのが、プレートを固定する部分にはナットを固定する溝が切ってありませんのでその部分だけレンチが2本必要です。
ここに溝切ってあると道具少なくて済むので移動運用する方には良いのかもしれません。私は固定設定なのであんまり関係ありませんが。

組み上がった結果としてはプレート3枚による補強もありねじれもせずかなりしっかりとした作りです。
しっかりとベランダに固定できれば以前のように北風で跳ね上がるような事もなくなるかと思います。

ただ、問題は固定方法なんですよね。。。。(②に続く)

アマチュア無線のアンテナが災害により壊れた場合 家財保険は使えるのか?

実況見分も終わり、復旧の為に計画をたてていたのですが、ふと「そういや家財保険って使えるのかな?」と疑問になりせっかくなので代理店に確認してみました。
回答としては、「固定方法によって建物扱いになるか家財扱いになるかわからんが多分保険降りる。」との事。

それならば使わねば損との事で、さっそく申請してみました。

東京海上日動の火災保険ですのでマイページ登録して早速申請。損害の写真と見積もりを送ったら割とさっくりと金額が確定しました。
ちなみに、建物に対して金具できちんと固定している場合建物扱いになるようです。

以前の固定方法

見積もりはCQオームさんにお願いしました。通常個人に対して見積もり書は発行していないのだけども、理由をご説明して無理を言って見積書を発行して頂きました。 ありがたや。
通常は、修理見積もりに対して保険金額がおりるそうですが、今回はポッキリいっている&歪んでいるので修理不可として両方とも新品購入で見積もりしてあります。

予想していない出費でしたので痛かったのですが、すこしでも保険が使えて良かった。

アンテナ倒壊 実況見分

折しも2/5は、東京にも積雪があり交通機関への影響も出そうだったので15時でリモート勤務に切り替えチームメンバーにも帰宅を促し私自身も帰宅をしました。
そのタイミングでは雪もまばら車の上などにはうっすらと積もるくらいの量でした。
就業時間を終え、外に出てみるとそれなりに道路に雪が積もっていたのですが、正直このタイミングになっても雪が影響でアンテナが倒壊する危険性を感じもしていませんでした。

16時45分くらいの家の前の様子

というのも私は8エリア(北海道)出身で、この程度の雪であればとくに何にも影響を及ぼす事はないだろうと思っていたのです。
このタイミングでアンテナの様子を見ていればこんな事にはならなかったのかもしれません。

その後、日も落ち雪の振り方も激しくなってきましたが、夕飯を食べている20時頃でした。
激しい音と振動があり、最初地震か?と思ったのですが 妻が「アンテナだ!」と叫んだのと同時に「やらかした!」と思ったのでした。
ベランダに見に行くとこのような状態。

20時ごろ。

CP-60Lの3段目の根本から折れています。

2Fのベランダから見た状態

これ以上の倒壊を防ぐため、2Fのベランダに垂れ下がった重量物を取り外しました。CHV-5αのアンテナ部分、X-200を固定を緩めて着地をさせる等。
X-200に関しては、隣家の屋根にあたったあと、2Fのベランダの手すりにあたり破損していました。
ちなみに翌朝見てみましたが、X-200があたった隣家の屋根には傷ひとつありませんでした。雪がちょうど良いクッションになったと思われます。
それだけは胸をなでおろしました。

写真を改めて見てみると、北風の影響もあって北側部分に着雪があります。
東京の雪を舐めていた部分もあるのですが、東京の雪はかなり重くその影響で先端に重量があったのが許容量を越えたものと思われます。 もう東京に20年住んでいて、2013年成人式のときの大雪も経験しているのですが、雪が降る → 雪が重い → アンテナに影響する! という所まで考えつきませんでした。

翌朝

翌朝、明るくなってから改めて状況を確認しました。
当然、支線は切れていると思っていたのですが支線に関してはすべて無事。やはり懸念の通りこの支線はかなり伸びるようです。

支線は無事だった

1月16日の強風の時の対策で、ベースが動かないようにアンテナ支線でベランダ手すりに縛り付けていました。 ベースが動いた形跡もありません。

ベースは動いていない。

北側からの着雪に従ってアンテナの先端が南側に倒れる、この時ベースを固定している為、CP-60Lがしなる形で倒れそのしなりの許容量を越えた為折れたという事でしょう。
1月16日の強風がなければ、おそらく、ベランダの手すりを破壊しながらベースごと落下した可能性もあった為固定して良かったといえます。

原因と対策

まずは、雪と着雪に対する認識が甘かった事。これが一番だと思います。
20年住んでいても、北海道に住んでいるときの感覚が抜けておらず10cm程度の積雪で雪の重さが問題になるとは思ってもいませんでした。

それと、支線があまり役に立たなかった事。デベグラスワイヤーであれば大丈夫だったかというと分かりません。 もともと風対策で支線を張っていました。風は強弱がありますので荷重をずっと受け続けるわけではない事。着雪による傾きに関しては増えていく荷重をずっと受け続ける事になる為そもそも目的が違うのかもしれません。

最後にポールの強度がなかった事。これは移動運用用のポールを使っているので商品のせいではありません。
そもそも着雪によって問題がでる事を想定していればポールを縮める事で防げた事故なので支線やポールに関してはおまけみたいなものです。

今後の流れですが、HFを優先的に復旧しV/Uに関しては後回しにしていきます。 今週末の関東UHFコンテストは不参加ですね。
1月16日の強風でベースが動いた事に対する対策も合わせて復旧作業をしていきます。
あとは、アンテナの状況を確認する事ができるカメラを設置したいと思います。
資材に関しては発注を行いました。ヘソクリがまた減ります。

そして、このタイミングでJARLのアンテナ第三者賠償責任保険の保険証書がとどくというなんとも切ないオチをつけたのでした。

速報 アンテナ 雪に負ける

風じゃなくて雪に負けるのか、、、

最低限重力物は外したので、ちゃんとした撤収と実況見分は明日

少なくともX-200は折れた

 

 

今週末関東UHFだったのに、、、

 

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TX5S クリッパートン島のOQRSをM0URXで手続き

TX5S クリッパートン島のOQRSを手続きしたかったのでCLUBLOGを眺めていたのだけどもいつまでたっても手続きが始まりません。
そんな事あるかいなと調べてみたら、CLUBLOGとM0URXにログはすべてアップしたとの事。

https://www.dx-world.net/tx5s-clipperton-island/

M0URXってなんやねんと思って調べたらCLUBLOGのOQRSと同じような仕組みのようですね。
こちらのほうではきちんとログがヒットしたので手続きしました。

TX5Sを選択
コールサインを入れると
ログがヒット
交信した日付と時間を入れて
どのプランにするか選びます
メールアドレスをいれる(QSLマネージャーがいなければ3つ目は空欄)

あとはPayPalで決済です。自分は「Express LotW + Bureau QSL Card」にしました。
急いでもいないのですが。
これ、LotWだけ必要でQSLカードいらないという人はそのうちのんびりログが上がるという事なのかしら。
ちょっと界隈の慣習がわかりませんが、どうせならカードも欲しいなでもそんなに急いでないやという事でビューローにしました。

次の日にはLotWにもログが上げられていましたよ

7O2WX Yemen イエメン ソコトラ島

7O2WX イエメン ソコトラ島と28Mhz FT8で交信できました

わーい!

ログに載ったのはちょっと遅かった

イエメンでは国民がアマチュア無線家になることを禁じているそうです。
ですのでこの機会を逃すと、またDXペディションが行われるまで待ちになってしまいます。
できれば交信したかったのですが、ようやっとFT8で交信することができました。

外務省のデータベースによると危険度4で退避勧告が出ています。

外務省 海外安全ホームページより

イエメンのイスラムシーア派武装組織、反政府武装勢力フーシ派が紅海で船舶を攻撃したりしているので危険な地域となっています。
チームの皆さんが安全に運用を終えられますように。

このチームはCLUBLOGではなく独自のページで情報が公開されています。

https://www.mdxc.support/7o2wx/

周波数の情報はこちら

www.mdxc.support

運用のリアルタイム状況とログの状況はこちら

www.mdxc.support

7O2WXのチームは2月12日まで運用を行うようです。
ZD7Z St Helena Island もやってるけど、流石に家からは届かないだろうなぁ。。。