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趣味の記録 JJ1IFV

アンテナ再建 ③

今回折れてしまったコメット社のCP-60Lですが以下の製品になります。

www.comet-ant.co.jp

何度も言いますが、この製品に問題があったわけではなく私の認識と使い方に問題があったので非常に素晴らしい商品だと思います。
とくに軽くて、伸縮が楽であるという移動運用で仮設するのであれば問題ないと思います。

今回ポールに求める要件としては、

  • 頑丈であまりしならない

  • 台風や大雪などの災害時に縮められる

などを考えています。

アマチュア無線用の伸縮ポールとしてはそんなに選択肢はありません。
いちばん有名なポールは旧フジインダストリー 株式会社さんのポール。残念ながらフジインダストリーさんは2021年4月で廃業されていますが、その後株式会社三共さんが事業を引き継がれています。

www.sankyo-pole.jp

今回チョイスしたのが、FAP-505S 、ロックピン方式の固定方法ではなく、ボルトを2本貫通して固定するタイプです。
ロックピンの固定方法はCP-60Lも同じなのですが、ロックピンの固定が甘いと一気にスライドダウンしてしまうという事も起きます(事実一度ありました)
今回は頑丈である事を求めましたので、ボルト固定方式をチョイスしました。

長さに関しては、CP-60Lは、最大6m 最小1.58m、FAP-505Sは最大4.8m 最小 1.21mです。1.2m短くなっていますがこちらは安全を考慮しました。
太さに関しては、CP-60Lは、26~42Φ、FAP-505Sは35Φ〜52Φになって太くなっています。ちなみにパイプの肉厚はCP-60Lは1.5mm、FAP-505Sは2mmになりますのでより頑丈になっています。
重さはCP-60Lは2.48KgでFAP-505Sは4.0㎏と重くなっています。重くなっているのでベースをしっかりしたものではないと自重で倒れる可能性があります。

最小サイズ 最大サイズ 最小Φ 最大Φ 重さ 厚さ
CP-60L 1.58m 6.0m 26Φ 42Φ 2.48Kg 1.5mm
FAP-505S 1.21m 4.8m 35Φ 52Φ 4.0kg 2mm

実際に設置

早速、設置したOHM-100TWに固定してみます。

固定してみた

固定にはコレを使用しました。ただ、この商品は51Φなので1mm小さいです。
多少ポールに傷が付きますが、ハンマーで叩き込めが問題ない、、、と思ったのですがあんまりオススメしません。ナットが斜めになって外れなくなります。 ナットを外すにはおそらくボルトがねじ切れる事になると思います。

www.cqcqde.com

ポールの継ぎ目はこんな感じになっています。継ぎ目でポールが重なっている部分は20cmあるのでしっかりしています。

風が強かったので回転防止の為に支線で仮固定してました

ただ添付のナットが袋ナットなせいできっちり固定できず、揺すると多少ガタつきます。ナットは蝶ナットに交換したほうが最後まで締めれて利便性が良いかもしれません。

アンテナ上げてみた

支線は張っていませんが、とりあえずアンテナ上げてみました。
高さが1.2m低くなっている事と、設置場所が隣地に近くなった事で思ったよりお隣の家に接近しています。
これはあまりよろしくないかもしれません。場所を元の位置に変更するとなるとまた固定方法で少し悩まないと行けないのですが、、、、

つづく