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趣味の記録 JJ1IFV

トンガ A35

昨日トンガで行われているDXペディションと28Mhzで交信する事ができました。
コールサインはA35AD, A35AA, A35LY, A35RC
ただ、このペディションあんまり情報がない。ロギングの確認もできないのかな。
できればLotwにアップしてくれれば嬉しいのだけど。

QSLの情報は

QSL via home calls.

と書いてあるけどどういう意味だ?

dxnews.com

トンガはペディション自体はわりと頻繁に行われているみたいです。
僕はどちらかというと 若い頃まだまだドメイン取得料が高かった時代、トンガの.toドメインが500円くらいの値段で取得できたのを思い出します。僕も.toドメイン持っていました。

朝に発生したX6.3フレアのせいで電離圏が乱れていたのか、なかなか届かなくコールバックまでにかなり時間がかかりました。
フェージング(電波が強くなったり弱くなったりを繰り返す)も伴っていたようで、数時間粘っての交信となりました。

なかなか届かなかった。

2024-02-23 7:34 太陽フレア X6.3

三連休の初日は、日本時間7時34分に発生したX6.3の太陽フレアで始まりました。

昨日の記事でどんな感じになるか見てみたい!といいましたが。こうなりました。

デリンジャー現象発生時のワイドグラフ

まぁ見事にすっからかん。なにも受信できませんでした。しばらくすると日本の局が入りはじめ、その後海外局も入りはじめという順に回復していきました。
いやー念願がかなって良かった良かった。

NOAA D REGION ABSORPTION PREDICTIONS (D-RAP)

派手にデリンジャー現象起きていますね。

アメリカでは昨日のXクラスの太陽フレア2発で、携帯電話大手AT&Tが通信障害を起こしたようです。
日本は大丈夫だったのかな??

大規模な太陽フレアによりAT&Tが大規模障害に見舞われる - Gamingdeputy Japan

アマチュア無線家としては、太陽活動が活発なのは嬉しいですが、通信インフラを管理している人からすると大変ですね。

デリンジャー現象 はじまりました

宇宙天気は面白いですね。もともと気象とか地震とかいう自然現象に興味があって発生のメカニズムなんかを調べたりするのが楽しいです。 アマチュア無線でDXを初めて宇宙天気に関しても結構調べたりしています。

アマチュア無線2級の試験でも出てきたデリンジャー現象が発生しました。

2024年02月22日(木) 08:07 にX1.8規模の太陽フレアが発生しました。X1.8っていうのは太陽フレアの大きさを表す等級です。
A B C M X の順に大きくなるので結構大きめなフレアのようです。

大きな太陽フレア発生に伴ってデリンジャー現象が発生しています。

NICT 現況

黄色い所が発生している箇所

NICT

デリンジャーの発生メカニズムとしては、太陽フレアによって発生したX線や紫外線が電離層に到着すると、電離層D層の電子量が増える。
その電子量が増加したD層が電波が吸収されてしまうので、その上の本来電波反射をするはずのF層まで到達できずに電波が反射できずに電波障害が起きるというのがメカニズム。

プロトン現象と違うのが、極冠域電離圏に影響を与えるのでは無く、今回の場合はヨーロッパとアフリカ全域のようですね。太陽フレアが発生したタイミングで太陽に対して正面向いていた所に影響があるのかな。
それとも、太陽に正面向いている所が断続的に影響を受け続けるのかな。これは後で調べる。

今日はヨーロッパ方面全滅ですなぁ。

追記

日本時間 22日 15:32にX1.7のフレアが発生して国分寺以南で弱いデリンジャー現象が発生しているとNICTよりメールが来てます。
わー、どんな感じになるのか無線機のウォーターフォールとか見てみたい!!

https://swc.nict.go.jp/trend/dellinger.html
https://swc.nict.go.jp/trend/dellinger.html

ウォリス・フツナ FW8GC

ウォリス・フツナはフランスの準県です。フィジーサモアの間くらいにある島。
フランスが占領したのかと思いきや、先住民たちの間で反乱が起こり、これに対して他の先住民たちはフランス人に保護を求めたそうですよ。
そんなパターンもあるのか。

DXペディションやってると、新しいエンティティの事を調べたりするので人生の中で一番世界地図見てるかもしれない。

ファン・フェルナンデス諸島 CB0ZW と交信できた後、7074kHzを眺めてると、一瞬だけFW8GCが見えた。
その後すぐいなくなったので、どこかに移動したのかなと調べてみると7.055kHzでやっているらしい。

でも、ログが出てこないんだよなぁ。しかも40mのFT8はマークがついていない。
もしかしてパイレート局(偽物の局の事をこういう言い方するみたいです)なのかしら。 ログを上げてないだけであればよいのだけど。。。

ない!

追記

本物でした!!

ログ上がった!

ファン・フェルナンデス諸島 CB0ZW

ファン・フェルナンデス諸島のロビンソン・クルーソー島からのペディションですがなかなか苦戦しました。
小説は未読です。なんでか読む機会がなかったので、これを機会によんでみるのも面白いかもしれませんね。

コンディションのせいなのか、なかなか本尊(ペディション局が出している電波の事を本尊って言うんですって。面白いですよね)が見えず
2月20日は体調が悪くてリモート勤務だったのですが、夕方7Mhzで初めて見えましたが電波届かず。

開けて21日、帰宅して夕ご飯を食べたあとClubLogのlivestreamを見ると7Mhzで出ているようです。 SFIは153 K3だったのであんまり期待せずに眺めてると本尊が!すかさず呼ぶもまぁコールバックなし。しばらく待ったら呼ばれました!!

JTDX

livestream

ログ!

24日までの日程だったので交信できるかどうかヒヤヒヤしてましたが一安心です。
同じタイミングでやっているガイアナ 8R7X はどうなんでしょうねぇ。なぜか中米は全然飛んでいかないので難しいかもしれません。

アンテナ再建 ④

前回の作業で、アンテナが隣地にあまりにも近いのではなかろうかという話しをしましたが。

ちょっと見にくいけど、完全にはみ出してる。

ちょびっとはみ出すくらいや、建物の上空にお邪魔してるくらいならアレなのだけど、隣の建物の方がうちよりも少し高いのでアンテナの先端が建物に接近している状態。

拡大

これはご近所付き合い的にも、アンテナの性能的にも良くないのでOHM-100TWの場所を移動する事に。

移動した

元のアンテナが合った場所のなのでここでは問題にならない事は確認済み。
固定方法もベランダの角からこの場所に移動する事でステンレスバンドで締められる箇所が減るので強度が心配でしたが問題なさそうです。
折れる前の固定方法よりもよっぽど頑丈。

前回の作業でステンレスバンドを切断するのに苦労したので金切りバサミを購入しました。
作業性が全然違う。

金切りバサミ

https://amzn.asia/d/2qRwXtk

移動した結果、自分の家のTV用のアンテナに接近しましたがまぁ大丈夫でしょう。

近い

支線を張る

今回せっかくなので支線を伸びの少ない、電波的に影響を与えないデベグラスワイヤーに変更します。

デベグラスワイヤーと固定用の金具

CQオームで4mm 30m が5000円弱と結構お高い

デベグラスワイヤーはCQオームさんで。

デベワイヤー4φ30m(青)(グラス・ファイバー工研/デベグラスワイヤー) 【GK-002】【お知らせメールご登録下さい】 | CQオーム

金具はAmazonで見つけました。

https://amzn.asia/d/2ynALHn

早速張ってみようと思ったのですが、7mmのスパナが無くて断念。Amazonで注文して今日の作業は終了。
段取りが悪く1日無駄にしてしまったのが残念。来週の週末は寒いみたいなので(雪予報も出てる?)作業が大変そう。
しばらくは天気予報とにらめっこしながらポールを伸ばしたり縮めたりします。

7mmなんてあんまり使わないサイズ

アンテナ再建 ③

今回折れてしまったコメット社のCP-60Lですが以下の製品になります。

www.comet-ant.co.jp

何度も言いますが、この製品に問題があったわけではなく私の認識と使い方に問題があったので非常に素晴らしい商品だと思います。
とくに軽くて、伸縮が楽であるという移動運用で仮設するのであれば問題ないと思います。

今回ポールに求める要件としては、

  • 頑丈であまりしならない

  • 台風や大雪などの災害時に縮められる

などを考えています。

アマチュア無線用の伸縮ポールとしてはそんなに選択肢はありません。
いちばん有名なポールは旧フジインダストリー 株式会社さんのポール。残念ながらフジインダストリーさんは2021年4月で廃業されていますが、その後株式会社三共さんが事業を引き継がれています。

www.sankyo-pole.jp

今回チョイスしたのが、FAP-505S 、ロックピン方式の固定方法ではなく、ボルトを2本貫通して固定するタイプです。
ロックピンの固定方法はCP-60Lも同じなのですが、ロックピンの固定が甘いと一気にスライドダウンしてしまうという事も起きます(事実一度ありました)
今回は頑丈である事を求めましたので、ボルト固定方式をチョイスしました。

長さに関しては、CP-60Lは、最大6m 最小1.58m、FAP-505Sは最大4.8m 最小 1.21mです。1.2m短くなっていますがこちらは安全を考慮しました。
太さに関しては、CP-60Lは、26~42Φ、FAP-505Sは35Φ〜52Φになって太くなっています。ちなみにパイプの肉厚はCP-60Lは1.5mm、FAP-505Sは2mmになりますのでより頑丈になっています。
重さはCP-60Lは2.48KgでFAP-505Sは4.0㎏と重くなっています。重くなっているのでベースをしっかりしたものではないと自重で倒れる可能性があります。

最小サイズ 最大サイズ 最小Φ 最大Φ 重さ 厚さ
CP-60L 1.58m 6.0m 26Φ 42Φ 2.48Kg 1.5mm
FAP-505S 1.21m 4.8m 35Φ 52Φ 4.0kg 2mm

実際に設置

早速、設置したOHM-100TWに固定してみます。

固定してみた

固定にはコレを使用しました。ただ、この商品は51Φなので1mm小さいです。
多少ポールに傷が付きますが、ハンマーで叩き込めが問題ない、、、と思ったのですがあんまりオススメしません。ナットが斜めになって外れなくなります。 ナットを外すにはおそらくボルトがねじ切れる事になると思います。

www.cqcqde.com

ポールの継ぎ目はこんな感じになっています。継ぎ目でポールが重なっている部分は20cmあるのでしっかりしています。

風が強かったので回転防止の為に支線で仮固定してました

ただ添付のナットが袋ナットなせいできっちり固定できず、揺すると多少ガタつきます。ナットは蝶ナットに交換したほうが最後まで締めれて利便性が良いかもしれません。

アンテナ上げてみた

支線は張っていませんが、とりあえずアンテナ上げてみました。
高さが1.2m低くなっている事と、設置場所が隣地に近くなった事で思ったよりお隣の家に接近しています。
これはあまりよろしくないかもしれません。場所を元の位置に変更するとなるとまた固定方法で少し悩まないと行けないのですが、、、、

つづく