HamAlertとは、各種のスポット情報(どのバンドにこんなコールサインの局が交信してるよ!な情報)を取りまとめて
設定した条件にそって通知してくれる素敵なシステムです。先日成功した南極昭和基地 8J1RLとの更新はこの情報をきっかけに更新成功しました。
日本ではまだいまいち認知度が低いような気もするのでご紹介致します。
対応しているスポット情報
DX cluster, Reverse Beacon Network, SOTAwatch, POTA, PSK Reporter に対応しています。 DXやっている方であればおなじみのものの他に、POTAなんかもありますのでPOTAな方々も便利に使えると思います
アカウント作成
アカウント作成はこちらのURLから
最後の質問はアマチュア無線家なら答えられるがそうではない人にはわからない良いスパム避けですね。 確認メールが来ますので、本文のリンクをクリックしてください。
通知の設定
現在の自分の設定はこうなっています
各種条件をANDで絞り込むような形となります。
例 WAS用の通知設定
ARRLが発行するアメリカ合衆国の全50州のアマチュア局と交信してQSLカードを取得するともらえるアワードであるWAS(Worked All States)が残り6州なのでそちらを設定しています。
全部東海岸側なのでこちらから見えない&見えても届かないなどおそらく今後も苦労するであろうなぁと思います。
BAND
対象となる局が出ているバンドを絞りこみます。自分の環境では7MHz 18Mhz 21Mhz 28Mhz しかアンテナが対応していないのでこの4つを設定しています。
他のバンドのやつが通知されていても悔しいだけですからね
MODE
モードを設定できます。我が家の環境からはFT8くらいしかDXは今のところ無理なのでFT8を選択。複数のモードをやってらっしゃる方は複数選択できます。
結構しらないモードあるなぁ。
Spotter DXCC
これはスポットした人のコールサインがどこのDXCCエンティティーに属しているかを設定します。僕は日本を設定しています。
例えば、デラウェア州の局をスポットした人がヨーロッパの局だったとしてその情報は有用か?という事になります。
あくまでも、日本の局がスポットしたという事が重要になります。
QSL Method
これは、つけなくても良い条件なのかもしれませんがLotwに対応している局のみ通知するようにしています。
JARLビューローのマンパワーが逼迫しているようでQSLカードの配送が遅延しています(1年遅れ)。
海外からだとさらにどれくらいかかるのかわかりません。
さらに紙のQSLカードはフィールドチェックという作業を経てARRLに認められるという面倒な手順を踏むことになるのでLotwに対応している局のみに絞って通知してもらっています。
State
アメリカの州です。WASを達成する為にあと6州必要でなかなか苦労しています。
デラウェア州、メーン州、ニューハンプシャー州、サウスキャロライナ州、バーモント州、ウェストバージニア州を登録しています。
Action
通知の方法に関して設定します。僕はアプリで通知を受け取りたいのでAppを設定しています。
Telnetが入っているのが面白いですね。なんかそういうシステムが既存であるのかしら。
URLなんかを設定すると別のシステムと連携できそうです。
アプリのダウンロード
iOSとAndroidのアプリが提供されていますのでスマホにインストールしておきます。 昔はメールでの通知も対応していたみたいですが、正直メールをボコスカ送られても見ないとおもうのでアプリで通知を受け取れたほうが嬉しいです。
まとめ
DXをやっている方には非常に有用に使えるツールではないでしょうか? 出先で通知されてもなぁと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その局の傾向やコンディションをしる一つの手がかりになると思います。
まだ使っていない方は使ってみては??